俺の島流しプロレス生活:富士原涼

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タイチは「覚悟」というスキルの使い方が異常に長けている。裏切りに必要も覚悟はまた・・・|新日本プロレス

イチは「覚悟」というスキルの使い方が異常に長けている。裏切りに必要な覚悟はまだ・・・

 

大盛況のうちに幕を閉じた4月6日(現地時間)ニューヨーク マディソン・スクエア・ガーデン大会。

 

この日のMVPは・・・

 

誰だと思います?

 

誰だと思う?

 

私的には・・・

 

この会場にはいなかった。

 

いや、アメリカにすらいなかった。

 

タイチ・・・

 

どー考えたって、タイチしかいなかったのではないでしょうか!?

 

マディソン・スクエア・ガーデン大会の第一試合で行われた「NEVER無差別級&ROH世界TV選手権ダブルタイトルマッチ」ウィル・オスプレイvsジェフ・コブ。

 

この試合が終わって直後にツイッターで呟いたタイチ。

 

この反応の速さ・・・

 

このフットワークの軽さ・・・

 

素晴らしい!!

 

おそらく国内組であったであろうタイチ、オフとも取れるこの日この時間、しかも日本時間ではまだ朝だ。

 

ここで突っかかれるとは恐れ入る。

 

やはり、今年の2月に当時内藤哲也の保持していた「IWGPインターコンチネンタル選手権」に挑戦したあたりからタイチの意識は大きく変わって、そしてそのモチベーションを維持し続けていたと言うワケだ。

 

注目したいのがその手段。

 

ツイッター・・・

 

今の新日本プロレス、そもそも「口下手」な選手が多すぎる。

 

さらにツイッターなどのSNSともなるとその傾向が顕著。

 

ツイッターを使えば簡単なのに。

 

その辺りは他団体の選手の方が上手かったりする。

 

発信メディアが貧弱なのを逆手に取り、ツイッターから「抗争」を始めたりする。

 

新日本プロレスの選手は至極現実的な制約があるのかも知れないが、「それ」をしたがらない。

 

おそらく、新日本プロレスという看板を「プライド」と捉えているのかも・・・

 

その点、タイチは自由だ。

 

彼自身の時頭の良さもあるが、ツイッターをうまく「プロレス」に落とし込めている。

 

同じ鈴木軍のボスである鈴木みのるもそう。年齢のことを言うと失礼だが、あのキャリアあの年齢で誰よりもSNSの使い方が上手い。

 

おそらく、タイチ自身の素直さ・吸収力の良さを持ってして鈴木みのるの良いところをマネしたのだろう。

 

以前から田口隆祐や後藤洋央紀相手にツイッターでやりとりしていたが、田口隆祐相手では緊張感に欠け、後藤洋央紀相手では後藤のSNS下手も合間って本格的な開戦までには至らなかった。

 

しかし今回は相手もツイッターの向こう側にいない中、絶妙なタイミングのみでファンの気持ちをグッと掴んだ!!

 

結果、5月3日福岡国際センターでのビッグマッチでタイトルマッチをも掴んだのである。

 

この絶妙なタイミング・・・相当な「覚悟」が必要になってくる一種の「スキル」なのだが・・・

 

タイチという男、この「覚悟」というスキルの使い方が異様に上手い。

 

思い出してほしい、前述の内藤哲也との「IWGPインターコンチネンタル戦」・・・

 

この日、タイチはキャリアで最大となる挑戦とも言える大一番を控えていた。

  • 地元・北海道でのビッグマッチのメイン
  • IWGPと冠のつくシングルタイトルマッチ戦
  • 相手は新日本プロレスのアイコン・内藤哲也

 

このシチュエーション・・・「並」の人間ならビビって逃げ出しそうになるだろう。

 

さらにこの試合で、「タイチは何を見せてくれるんだろう?」という期待を一身に背負っていた。

  • 内藤相手にベストバウトを見せてくれそう
  • 鈴木軍からの卒業か!?
  • 勝って地元・北海道への愛を叫ぶか!?

 

その期待を全て・・・「裏切った」のである。

 

ポイントはココ。

 

 

イイですか?

 

 

タイチはこの「裏切り」に相当な「覚悟」を使ったのです。

 

相当な「覚悟」を持った「裏切り」だったから、あの結果でも何にも気にしない。

 

むしろあれ以降、「タイチさ」が増していっているようにも見えませんか!?

 

 

この「覚悟」、使い方がわかっていないと・・・不幸になる。

 

 

富士原も最近、好きだった人を「裏切って」しまった。

 

だけどそこに私の「覚悟」が微塵もなかった・・・

 

知らず知らずに裏切ってしまっていて、裏切っていたと気づいた時には、もうそこにはその人はいなかった。

 

同時にたくさんの仲間も失った・・・

 

むちゃくちゃ悲しくて、情けなくて、恥ずかしくて、不甲斐なくて・・・

 

最悪だったよ。

 

マジでドン底の不幸になりそうだった。

 

ありがたいことにその人の最後の「愛」のおかげで、私自身の気持ちを切り替えることはできたけど。

 

けど富士原の「覚悟のない裏切り」のせいでその人も自分も不幸にはなった。

 

やるならしっかりと「覚悟」を持って裏切るべきだった。

 

 

だからタイチの「覚悟」のある行動は本当にカッコイイ。

 

今回のツイッターも、一歩間違えたら「フライング」と捉えられてペナルティを与えられてもおかしくない。

 

アナタならできます!?このタイミングであのツイート。

 

けどタイチには「覚悟」があった。だから一気にビッグマッチのセミファイナルでのタイトルマッチという大きなチャンスを掴むことが出来た。

 

 

「平凡に生きてるてめぇらが俺の生き方にガタガタ言ってくんな」

 

 

これは内藤哲也戦後のタイチのツイッターでの一言だが・・・

 

この時にも「覚悟」を感じたよ。

 

しかし凄いね、まだ4月なのにこれだけ波がある新日本プロレスのリングにおいて、特に実績を残していないタイチがこうまで食らいついてくるなんて・・・

 

「覚悟」も「愛」も感じるねぇ・・・

 

 

では、ありがとうございました。

 

 

 

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