俺の島流しプロレス生活

新日本プロレスについての記事が主ですがインディー含めプロレス”界”について時にこってり話します。

両国国技館で秋山準が見せた『最後の夢』のプロローグ|ジャイアント馬場追善興行

2.19 両国国技館にて行われた【ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜】

 

この規模で行われたオールスター戦は2012年の新日本&全日本40周年記念大会以来でしょうか。

 

ここ最近新日本プロレス以外の団体を細かく映像でチェックしていなかったので、その『リズムの違い』がとても興味深かったですね!

 

新日本プロレスワールドにて配信されていた新日本がらみの試合しか観ていないのですが、新日本が関わっているからこそ この微妙なリズム感のズレ。。と言いますか、これはここ数年の新日本だけが”走っている”と言った感じとのズレが見えてきた感じでしたね。

しかしそこはプロレスラー。試合を成立させているんだから恐れ入ります。

 

ほんの少しづつ感想です。

 

  • 第二試合の8人タッグマッチでの大日本プロレス・ストロングBJ勢 岡林裕二 橋本大地 野村卓也のスピード感と力強さは目を見張るものがありました!
  • 第四試合の6人タッグマッチにおいての金丸義信vs渕正信のマッチアップなんか最高でしたね!!渕に髪の毛を掴まれている時の金丸なんかはもう流石の一言でした。
  • メインイベントの棚橋弘至ヨシタツvs宮原健斗関本大介はこれぞオールスター!!と言った試合。それでいて全員の持ち味が発揮されていて文句なしの好勝負。ほんのりと”ネクスト”を期待させる雰囲気も楽しませてくれましたね。

 

この日行われたのはバラエティに富んだ全8試合。その中で私がかなり見入ってしまったのがセミファイナル 第7試合でした。

 

 

まだ残されていた平成の夢カード 秋山準vs小島聡!

秋山準大森隆男太陽ケアvs小島聡永田裕志西村修

 

90年代後半〜2000年代前半なら文句なし混じりっけなしの『新日本vs全日本(&ノア)』といったマッチアップ。

 

この中で<秋山ー小島>が今回初遭遇というのはかなり意外でした。

 

2000年代初頭に起った全日本大量離脱→ノア設立、武藤全日本誕生、ゼロワン設立とそれまでの新日本&全日本の2大メジャー体制が崩れてからと言うもの、それまで決して交わることのなかったまさに夢のカードが続々実現していきました。

 

その中でまだ実現していなかったカードがあるとは。

 

すでにメインタイトル戦線からは外れておりレスラーとしての旬は過ぎているものの、秋山 小島共に同世代の中ではまだまだコンディションも良く、名勝負になること間違いないと思います。

 

秋山のリストクラッチエクスプロイダーも小島のラリアットもまだまだ錆びついていません。この日見せたプロローグが未完の作品にならないことを祈ります。

 

 

後世に受け継いで行くべきレガシー。平成プロレスの体現者 秋山準

コンディションの話をしましたが、この日の秋山準はレスラーとしての意地・プライドをひしひしと見せ付けるような闘いをしてくれました。

 

四天王に鍛え上げられ、ノア初期、すなわち当時のプロレス界を牽引していた頃の秋山が見えたのです。

 

「まだボクのカッカしてる気持ちがあるときにやりたいですね。」と語ったり、このキャリアにして先輩/後輩を打ち出したコメントをするなど、まだまだこの男はやってくれるな と感じました。

 

これはかなりの脅威ではないでしょうか?

 

平成デビュー組の世代が、平成の終わりを告げる今年にどんどんと大人しくなっていってる中、この男はまだ”秋山準”として生き続けているのです。

 

社長という立場になった今だからこそ、負けられない相手はかつてよりとてつもなく大きいモノになっているはずです。

 

私は今の全日本には若くて素晴らしい選手が目立ちます。

 

若い選手たちは平成を象徴するレスラー 秋山準が秋山準として生きている間に盗めるものは全て盗んでいって欲しいものです。

 

 

NEVER,EVERのプロレス界、種は蒔いたモン勝ちだ!!

 

この日の秋山ー小島に限らず、フライングでもいいんです。「なかったこと」になってもいいんです。

 

今は各団体 比較的交流が少なくなっている時期ですが、いつ何時対抗戦の火蓋が切って落とされるかわかりません。

 

”その時”の為にも、時に若い世代の選手にはぜひ種を蒔いていって欲しいです。

 

数年後、その種がとてつもなく大きな実に、花になっているかもしれませんから。

 

当の秋山は種を撒き散らしていましたからね。

 

未来のプロレスファンの為にもぜひお願いします!!

 

 

ではまた書きますね。

 

 

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