俺の島流しプロレス生活

新日本プロレスについての記事が主ですがインディー含めプロレス”界”について時にこってり話します。

プロレスリングマスターズを考える。ロスインゴにも”20年後”があるのかな

武藤敬司がプロデュースする『PRO-WRESTLING MASTERS』。

 

レッスルワンとは別ブランドになるこの大会。わかりやすく言えば『新日本プロレス版マスターズリーグ』と言ったところでしょうか。

(そもそもマスターズリーグ自体が若い人にとってはわかりにくいのかな?)

 

2017年にスタートし、これまでに数々のレジェンドたちを集結させ往年のファンを熱狂の渦に包み込んでいます。

 

このマスターズの特徴として、新日本プロレス所属の選手も出場している という点があるので、結構チェックしているファンの方々も多いかと思います。

 

先日の2.15後楽園ホール大会も大盛況だったみたいです。

 

今回の注目カードは蝶野正洋率いるT-2000vs武藤率いるBATTの8人タッグマッチ、天山広吉&小島聡&ヒロ斎藤&スーパーJvsドン・フライ&新崎人生&太陽ケア&大谷晋二郎

 

2000年代前半、いわゆる”暗黒期”直前の新日本マットのメインストーリーとなっていたマッチアップです。

 

私がプロレスを観始めて数年のころのメンバーが揃ってるんですよねー。結構最近のことのように思えるんですが、あれから20年近く経っているのか。自分がその頃からマイナス20年のプロレス界ってイメージしてみたら、そりゃもうクラシカルな領域になっていて当然か。

 

自分が”プキッズ”だった頃の超人気ユニットだったT-2000が、今や『クラシック枠』になっているのかぁ。。と考えると、じゃあ今の人気ユニット ひいてはプロレス界の20年後ってどうなっているのかな?って考えちゃいます。

 

 

変化のない現在の新日本プロレス・ユニット戦線。実は新しい試みだった

 

今の新日本プロレス、一番の人気ユニットは間違いなくロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンでしょう。そしてBULLET CLUB、鈴木軍、朽壊化しつつありますがCHAOSと続きます。

 

注目したいのがここ数年はユニット自体の編成に大きな流れが無いんですよね。

 

実はこれ、長い新日本プロレスの歴史の中でもここまで同じユニットが5年以上続いている状態って非常に珍しく、上記のT-2000やBATTも2年ほどしか活動してないんですよ。(強いていうなら平成維震軍が長かったくらい。)

 

安定して人気があるからこそ現状維持の状態が続いているのだと思います。BULLET CLUBなどはデヴィット期、AJ期、ケニー期、そしてジェイ期と実質違うユニットと言えると思えるのですが、一貫してBULLET CLUBを名乗る・背負うことをリーダーに託しています。

 

これまでの新日本プロレスだったらケニー期、ジェイ期の入れ替わりの際にユニット名も大きく変えていたはずなんです。

 

今現在のユニット編成膠着状態。これはある意味新日本プロレスの新しい試みだったのかな?と私は考えました。

 

以前のように2〜3年でユニットが解体→新ユニット結成の繰り返しだと、どうしてもその”ユニットのファン・サポーター”が育たない。せっかく育ってきたのにまたイチからの繰り返しを続けるのは勿体無い という判断だったのではないでしょうか?

 

プロ野球チームなどはチーム名・フランチャイズ地などが変わっても、”系譜”が同じ限りファン・サポーターは付いてくることが多いかと思います(球団消滅などの一部例を除く)

 

プロレスのユニットの解散の際はヒール/ベビーターンや裏切りなどの要素がかかってくる事が多いので、どうしてもその”系譜”を継承しにくい性格上の問題からファン・サポーターが付いてきにくい というのがあったと思うのです。

 

同じユニットが争い続ける大きなシリーズ単位を10年未満くらいのスパンで作り、所属している選手のトップとしての寿命やファンの成熟具合を見て一気に編成を入れ替える。

 

今で言えば鈴木軍、ロスインゴがリーダーの鈴木みのる 内藤哲也とそれに次ぐメンバーのタイチ ザックセイバーJr.、EVIL SANADAとの力関係があと数年で逆転すると思われるのでその時に大きなユニット編成の時が訪れるのだと予想しています。

 

その時にタイチ、ザック、EVIL、SANADAがそれぞれユニットを作って、我々ファンも成熟したリーダーのユニットを選んでそのユニットにファンとして移籍する。

今までに無かった大きな流れの中に今 我々は立っているのではないでしょうか?

 

レガシーとしてのユニットは20年後には存在しないかもしれない

そうなると、必然的に解散・消滅の時期は大幅に遅くなり、マスターズにおけるT-2000vsBATTのような『約20年ぶり』のような”長い年月を経た”というプレミア感は薄れてしまいます。

 

活動年月こそ短いものの強烈なインパクトを残したこれまでのユニットの作り方を『遺産創造型』と言いますか、いつかの未来の”同窓会ありき”の作り方に対し、現在のやり方は今現在をしっかりと構築することを優先としているように思えます。

 

確かにふわっとイメージして見ても、20年後にロスインゴが伝説的ユニットとして復活!!みたいな絵が創造できないんですよね。

 

クラシックな存在にはならない。と言えると思います。

 

ロスインゴはじめ今の新日本プロレスのユニットは伝説にはならないんじゃないかなぁと私は思うのです。

 

2039年 56歳の内藤哲也、”レジェンド”となっているのか

 

それでは20年後のプロレス界にとって今の現役ユニットの選手たちはどうなっているのか?

 

ユニットとしては伝説にはならないと思う一方、選手個々としてはより”レジェンド感”が際立つと思うのです。

 

2016年から2021年の5年間のトップ、棚橋 オカダ 内藤 飯伏 ケニー ジェイ AJあたりはおそらくあと10年の間に全員がトップ戦線から離脱するでしょう(年齢的にジェイはまだトップでしょうが)

 

しかし、このメンバーは間違いなく、世間に再びプロレスを響かせるきっかけとなった世代として我々ファンも認識しています。

 

ゴールデンタイム伝説世代の藤波辰爾長州力がそうであったように現世代の20年後は”レジェンド”となった内藤が「トランキーロ!!」、棚橋が「愛してま〜す」で湧かせてくれると思うんですよね!

 

20年後、その時の『PRO-WRESTLING MASTERS』を楽しみにしながら、、、今現在のプロレスを目一杯楽しみたいですね。

 

 

ではまた書きます。

20年後も藤波と長州は現役やってる気がするなぁ。。。

 

 

 

 

 

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