俺の島流しプロレス生活:富士原涼

新日本プロレスについての記事が主ですがインディー含めプロレス”界”について時にこってり話します。

天山広吉vs飯塚高史という”10年ぶりの続編・完結編・劇場版”は天山のエピローグの始まりか。

いよいよ本日に迫りましたTHE NEW BEGINNING in OSAKA!

 

全く別方向のベクトルながら激しい前哨戦を繰り広げて来た

  • IWGPヘビー級選手権試合〈王者〉棚橋弘至vsジェイ・ホワイト〈挑戦者〉
  • IWGPジュニアヘビー級選手権試合〈王者〉石森太二vs田口隆祐〈挑戦者〉

この2試合に加え、

  • スペシャルシングルマッチ オカダ・カズチカvsバッドラック・ファレ

という事実上”IWGPヘビー級王座・ナンバーワン・コンテンダー・マッチ”の3試合が注目カードとしてラインナップされていますが、、

 

 

ここに来て、かなり口コミで話題をかっさらって行ってるカードが、第一試合で行われる

  • 天山広吉小島聡獣神サンダー・ライガーvs鈴木みのる飯塚高史TAKAみちのく

の一戦でしょう。

 

言うまでもなく、2.21東京・後楽園ホールにて行われる『NEW JAPAN ROAD ~飯塚高史引退記念大会~』に向けてのストーリーです。

 

プロレスを見始めた頃 ちょうど輝きだした飯塚

飯塚高史というレスラーが今の”ガウガウ”になってもう10年。もう10年なのかーという感想です。

 

私がプロレスを見始めたのが1999年の4月。その頃の新日本は橋本真也vs小川直也の一連の抗争がメインストーリーを取っていた時代でした。今では考えられないですがIWGPヘビー級選手権を差し置いてこの橋本vs小川がビッグマッチのメインになっていたなんてこともしばしばありました。

 

その一連の抗争の中、U.F.O(当時小川が所属していた総合格闘技の統一組織という”体”のユニット)軍団として小川直也&村上和成組が2000年の1.4にて東京ドームに襲来した際、橋本のタッグパートナーとして抜擢されたのがまだ寡黙な爽やかテクニシャンという立ち位置だった飯塚でした。

 

この試合で村上をスリーパーホールドで絞め落とし新日本に大きな1勝をもたらした飯塚は一気にブレイク。会得したスリーパーは”魔性のスリーパー”という二つ名を与えられ必殺技に昇華(昨年のワールドタッグリーグで飯塚がスリーパーを繰り出した際のこってりとしたリアクションはこういうプロセスがあったのです)、その年はIWGPヘビー級王座挑戦、G1クライマックスでの永田裕志戦がベストバウト級の試合となる、その永田をパートナーにしてのタッグリーグ優勝など飯塚が最も輝いていた年になりました。

 

長井満也戦での負傷欠場から長らく表舞台から姿を消す飯塚

2000年の勢いのまま、2001年6.6新日本武道館大会にて行われた全日本プロレスとの対抗戦に抜擢されるも、長井満也との対戦で負傷欠場。そのあとは本当に日の目を見ることなく数年が経ちます。

 

一方、皮肉なことにこの時の対戦相手の長井満也は2003年に魔界倶楽部の一員として新日本プロレスでブレイクしました。

 

なぜか天山との”友情タッグ”ストーリーが組まれた飯塚

欠場明けから何をしていたか本当に記憶にないほど影が薄かった飯塚ですが、2008年に妙な、それでいて大きな転機が訪れます。

 

今回のストーリーで復刻した天山広吉との”友情タッグ”ストーリーです。

 

この”友情タッグ”ストーリー、期間もわずか数ヶ月、これまで特に味方であった期間もない二人、けどちゃっかりTシャツは作られているなど ここ数年の新日本プロレスのストーリーラインとしてはなかなか異質なものがあったのですが、今にして思えば飯塚のヒールターン(当時はG.B.H)用の『助走』だったのかな?と思い返しています。

 

これまでの自分を等々力のほこらに封印したことにより印象も結果も残した飯塚

そして現在に到るまでの10年、”今の”飯塚は確固たる地位を築きました。

 

あまりクローズアップされることはありませんが、この期間でGHCタッグ王座 IWGPタッグ王座 プロレス大賞ベストバウト受賞と、結構な結果も残しているんですよね。

※これまたクローズアップされることが全くと言っていいほどないのですが、1980年代・1990年代・2010年代と3年代に及んでIWGPタッグ王座を保持していたレスラーって飯塚だけなんですよ。

 

 

G.B.Hから鈴木軍に移籍し、鈴木みのる曰く”動けるブッチャー”というよくわからない評価を得てますますキャラに磨きがかかり、時にエル・デスペラードにリードをひかれ会場を縦横無尽に暴れまわっていました。

 

ここ2年ほどは試合数が減ってきていましたが50歳を過ぎているとは思えないビルドアップされた体や入場時のパフォーマンスはオンリーワンの存在として新日本になくてはならないレスラーでした。

 

そしてなぜか10年ぶりの続編。”友情タッグ”ストーリー完結編がスタート

そして2019年1.7、突然発表された飯塚の引退。

 

そしてなぜか始まった天山との”友情タッグ”ストーリーの10年ぶりの続編そして完結編そして劇場版。

 

あまりに唐突に始まったのではじめは面食らったのですが、かつて”打ち切り”となっていた作品の”続編”が見られるとあって サイドストーリーとはいえ、現シリーズでもう一つの目玉として口コミで評価が高まってきています。

 

たしかに飯塚の引退で組み込まれそうなストーリーといえば鈴木みのる関連、村上和成関連、長井満也関連が考えられますが現実的に、そして最もコストパフォーマンスが高いものがこの天山との”友情タッグ”完結編でしょう。

 

それと同時に、私はこんなことを予想してしまったのです。

 

『エピローグ・オブ・バッファロー』ストーリーの第1章の開始

正直、引退の決まっている飯塚より 現在対角線上にいる天山の方が明らかにコンディションが悪いように思えるのです。

  

第三世代の中でひときわ動きも良くない。

 

2.9の辻陽太とのタッグを組んでの試合後コメントも辻に対してとても熱いことを語っていましたがどこか何かを悟り、後輩に託していた風にも見えました。

(アイアンフィンガーの下りはシンプルに天然でしたがw)

 

 

実は私は昨年くらいから、天山自身の『引退』が頭をかすめてしまっています。

 

もしかしたら、本当に近い将来、、引退するのではないでしょうか。

 

天山自身の為にも、未完のまま終わらせるわけにはいかない”友情タッグ”ストーリー。

 

10年の時を経て日の目をみるストーリー。

 

実際、天山自身が注目されたのも久しぶりなのではないでしょうか?

 

自身のプロレス人生が残り少ないことを悟ったからこそ、残された『飯塚の更正』という大仕事に駆り出したのではないでしょうか?

自分自身のプロレス人生に悔いを残さないためにも、TTDというを打ち込み、一つの物語に終止符を打つ。。

 

このストーリーは、『エピローグ・オブ・バッファロー』の序章に繋がるとても大きな物語に思えてならないのです。

 

その一つのターニングポイントとなる本日2.11大阪決戦の第一試合。最初からフルスロットルで観戦できますね!!

今回はチケットを取らなかったので自宅で観戦です。仕事があるので第一試合は見れないので明日は情報の取得に注意しなければ!!!

 

 

 

 

ではまた書きますね。

TTDは思い切って原型型で打ち込んで欲しいです。確実に目が醒めると思います。

 

 

 

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